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本当に成果を生むペルソナとは

ペルソナの設定はWebの施策のみならず、ビジネスを行う上で非常に重要な役割を果たします。
設定を雑に行ってしまうとダイレクトに数字となり返ってくる部分なので、それなりのプロセスを経て作成されるべき項目と言えるでしょう。
本記事ではペルソナの全体像から具体的な作り方まで掘り下げていきます。

目次

  1. ペルソナとは
  2. ペルソナ設定が重要な理由
  3. ペルソナ設定方法
  4. まとめ

ペルソナとは

ペルソナとは架空のユーザー像を指し、企業が商品を販売する上でニーズを満たすべき典型的な顧客の姿です。
「ターゲット」と混同されやすいですが、ペルソナはもっと詳細なものです。
「30代女性」などの大まかなターゲット層ではなく、家族構成や年収、ライフスタイルまでアウトラインをくっきりとさせた個人像がペルソナです。

ペルソナ設定が重要な理由

広告を例に上げますが、普段使いがコンセプトの商品に対してセレブなタレントを起用してもユーザーの共感は得られないでしょう。
ペルソナに対して打ち出しの方向性が誤っているとマーケティングは失敗します。
対象となる顧客像を明確にした上で、成功確率の高い施策を探るためにもペルソナ設定は重要な意味を持ちます。
そんなペルソナですが、もっと具体的に重要な理由をお伝えします。

共有しやすい

ペルソナを作り込むメリットはメディアや広告を運営するメンバーどうしで認識を共有できることです。
共通の認識があれば、コンテンツに一貫性が生まれます。
外部に制作を委託する場合もペルソナを共有しておくことで、コミュニケーションコストが減り、欲しい方向性のコンテンツが納品されやすくなります。

ユーザーのニーズが汲み取れる

商品開発を行う場合ペルソナに沿ってアイディアを出すので、よりユーザーのニーズを反映した商品が生まれやすくなります。 データ分析をもとにペルソナを炙り出すことで需要とのズレを防ぐことができます。

無駄に時間を消費しない

企画段階でペルソナを作り込んでおけば、あとはペルソナに沿ってアイディアを出すだけです。 会議を行うにしろ肝心なところが定まっていなければ、議論があらぬ方向へ進んでしまう可能性がありま す。 ゆえに前提条件としてペルソナを共有しておくことで無駄な時間を削減できます。

ペルソナ設定方法

ペルソナを設定する理由について解説したところで、次は設定のプロセスについて確認します。
考え方は人それぞれ異なるかもしれませんが、ペルソナ設定において重要なポイントは共通しているのでぜひ参考にしてください。

①既存顧客の分析

まずは集客において重要な既存の顧客の分析からスタートします。
特に優良顧客のデータが今後の戦略のカギを握るので、ペルソナを設定する際の参考にします。
お得意様にあたる顧客に関して、年齢や性別の統計を取った上でデータを客観的に分析していきましょう。
分析材料としては口コミなどを参考にすることになりますが、情報量が少ない場合は謝礼を支払った上で顧客へ直接インタビューなどを行うなど、積極的に情報を集めます。

②分析結果をもとに情報をブラッシュアップ

分析結果から得られた情報を細かい項目に分けてシートなどにまとめます。
項目としては「年齢」「職業」から「住んでいる場所」などに加え、インターネットの利用方法を考慮しておくと良いでしょう。
SNS経由で商品を購入する若年層と実店舗がメインの高齢者とではサイトの導線や打ち出し方も全く異なります。
ペルソナが求めているのは価格の安さなのか、それとも品質の良さなのかといったニーズを想定することでマーケティングに活かせます。
まずは思考や言動をリアルに思い浮かべられるようなペルソナを作成し、そのペルソナに対して明確なゴールを設定しましょう。

③最終確認

ペルソナが完成したら複数の担当者で最終確認を行います。
優良顧客の印象を営業担当にヒアリングするなど、情報の粒度をさらに細かくしていきます。
ここまでしてやっとペルソナができ上がることを理解しておきましょう。

ペルソナ作成時の注意点

ペルソナの設定について解説してきましたが、ひとつ注意点があります。
それはペルソナはひとりではないということです。
ただし前提としてひとつのWebサイトに対して複数のペルソナを設定してしまうと集客力が分散してしまうので、避けたほうが無難です。
そして2人目のペルソナを考えるのは1人目ペルソナに対して集客が成功している場合です。
2人目に設定するのは顧客としてメインではないけれど、集客に成功した場合のメリットが大きい層が理想的です。
特に高単価の顧客は集客に成功したときのリターンが大きいので対策をする価値があります。
この場合主軸となるサイトは特に変更せず、新たに設定したペルソナに対して専用のLPで打ち出しを行うなどの施策が考えられます。

まとめ

ビジネスをする上でペルソナの重要性をご理解いただけたでしょうか。
ペルソナに合わせて商品のどの部分を強調するかが変わります。
もしペルソナがないままマーケティングを行うとしたら、ぼんやりとした打ち出しになり誰の心にも響かないでしょう。
ペルソナ設定の過程を経て手に入れたユーザー視点は別のプロジェクトにも活かすことができます。
経験を積むほど、自身の設定したペルソナが顧客の実像に近づくことを実感できるので、機会がある方は積極的にペルソナ設定を行ってみましょう。