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心理学とデザイン|デザイナーとして知っておきたい心理学の知識

デザインと心理学は密接な関係があります。一般的に心理学と聞くと、社会的な心理や精神医学のような臨床心理を想像されるかもしれません。確かに、これらの分野もデザインに関係があります。例えば、商品のパッケージデザインが消費者の心理的なニーズや購買意欲に影響を与えるといった研究が行われています。

 

しかし、デザインと心理学の関係はそれだけにとどまりません。心理学は広範な領域をカバーしており、その応用範囲も多岐にわたります。そして、デザインとの関わり方も多様です。

 

本稿では、デザインと心理学の関連性を探るため、デザインにおけるさまざまな心理学領域をご紹介します。デザインは美的な要素だけではなく、ユーザーの心理的なニーズや行動を理解し、魅力的なユーザーエクスペリエンスを創出することが重要な役割となっています。各心理学領域がどのようにデザインに関与し、具体的な実践例を紹介しながら、デザインへの新たな視点を提供します。皆さまのデザインへの認識や見え方を深化させる一助となれば嬉しいです。

デザインに関わる2つの心理学領域

認知と理解に関する心理学

まず、デザインにおける認知と理解に関する問題があります。ユーザーは素早く情報を処理し、その結果に基づいて行動を決定します。しかし、情報の過剰や複雑さ、乱雑さによってユーザーの認知負荷が高まると、情報の理解や意思決定に支障が生じます。

ここで心理学が重要な役割を果たします。レイアウトや配置、色彩や形状などによってもたらされるヒトの認識を捉えるため、心理学の理論や原則がデザインに活かされています。このことにより、情報の整理や重要な要素の強調、ユーザーの認知負荷の軽減など、効果的な情報伝達が可能となります。

消費者の情動や行動に関する心理学

さらに、消費者心理にも着目する必要があります。ユーザーは感情や欲求に基づいて行動します。デザインがユーザーの感情に訴えかけ、欲求を刺激することで、ユーザーエクスペリエンスをより魅力的で満足度の高いものにすることができます。心理学の知見をデザインに取り入れることで、ユーザーの心理的なニーズを的確に把握し、それに合わせた魅力的なデザインを提供することが可能です。

主要な心理学領域のご紹介

デザインには様々な心理学の領域が関連しており、その知見はデザインの効果的な展開やユーザーエクスペリエンスの向上に貢献しています。以下にいくつかの主要な心理学領域を紹介します。

色彩心理学

色は感情や気分に影響を与えます。色によって受ける印象が異なり、その事によって意味を感じたりすることがあります。これを分析的に捉えるのが色彩心理学です。例えば、赤は活気や刺激を促し、青はリラックスや集中力を高めるなど、色には特定の心理的効果があるとされます。このように、色は情報伝達や意思決定にも影響を与えます。

色彩心理は文化的な影響を受けることがあり、色の意味や好みは文化によっても異なることが知られています。例えば、白は一部の文化で純粋や善と関連付けられる一方、他の文化では喪や悲しみを象徴することがあります。

個人の経験や好みによっても色の解釈や反応が異なることがあります。過去の経験や個人の性格的特性が、色の好みや心理的な反応に影響を与えることがあります。

レイアウトと配置の心理学

デザイン要素の配置がユーザーの認知に与える影響についても、心理学で説明されます。
デザイン要素の配置は、情報の整理や重要な要素の強調、ユーザーの認知負荷の軽減などの目的を持って行われます。心理学の理論や原則を取り入れることで、効果的な配置を実現することが可能です。

例えば、ゲシュタルト心理学は、人間の認知における要素の統合やパターンの認識についての理論を提供しています。近接性、類似性、共通運命性などの原則を考慮することで、デザイン要素の配置がより意味を持つまとまりを作り出すことができます。

ここでは一例として、ゲシュタルト心理学からプレグナンツの法則について少し掘り下げてみましょう。

プレグナンツの法則は、 レイアウトや配置において、視覚的なパターンの流れや連続性を重視する知覚傾向があることを指します。

近接の法則(Proximity)

近くにある要素はグループ化され、関連性を持つと認識されます。

共通の運命の法則(Common Fate)

同じ方向や動きを持つ要素はグループ化され、関連性を持つと認識されます。

連続性(Continuity)

 一直線上に並ぶ要素はグループ化されると認識されます。要素同士が連続して配置されていると、それらは一つのまとまりやパターンとして認識されます。

類似性の法則(Similarity)

外観や性質が似ている要素はグループ化され、関連性を持つと認識されます。

このように、プレグナンツの法則は要素の配置や関連性に関する心理的な原則を表しており、デザインにおいてもこれらの法則を活用することで、情報の整理や重要な要素の強調などを実現することができます。

フォントとタイポグラフィの心理学

フォントや文字のデザインが人々の心理や感情に与える影響を研究する領域です。以下にいくつかの具体的な要素を紹介します。

フォントの印象

フォントには様々なスタイルや特徴があります。セリフフォント(serif)は伝統的で信頼性を感じさせる一方、サンセリフフォント(sans-serif)はモダンでスタイリッシュな印象を与えるとされます。また、筆記体フォントは親しみや温かみを感じさせることがあります。これらのフォントの特徴は、読者に対して特定の感情や印象を引き起こす可能性があります。

可読性と理解

フォントや文字のデザインは、テキストの可読性や理解にも影響を与えます。文字の大きさや行間、文字間の適切な設定は、文章の読みやすさや情報の理解に重要です。また、適切なフォントの選択やスタイルの調整は、文章の重要な要素を強調したり、読者の注意を引くのに役立ちます。

文化的な影響

文字やフォントには文化的な要素が関与することもあります。特定のフォントや文字デザインは、地域や文化によって異なる意味や印象を持つことがあります。例えば、中国の伝統的な書体や西洋の装飾的な文字デザインは、それぞれの文化的背景や歴史的な要素に基づいて認識されます。

これらの要素は、フォントやタイポグラフィの選択がブランドメッセージ、広告、ウェブデザインなどに与える効果を理解するために重要です。心理学の観点からフォントやタイポグラフィを考慮することで、情報伝達やブランドイメージの形成において効果的なデザインを実現することができます。

認知心理学

情報処理や認知プロセスに焦点を当てた心理学の分野です。デザインにおいては、情報の受容や理解、注意の向け方などが重要な要素となります。

認知心理学は、人が情報を受け取り、処理し、解釈する方法を研究する心理学の分野です。

UIデザインの上で極めて重要な研究で、下記記事でも取り上げていますので、ここでは簡潔に概要をお伝えします。

認知と行動〜UI設計の基礎理論〜

認知心理学はデザインの分野において重要な基盤を提供しています。ゲシュタルト心理学とのも関係しますが、デザインの全体的な構造やパターンがもたらす知覚的な情報が、わかりやすさや使いやすさという体験を生み出すのです。認知心理学のアプローチは、デザインの際にユーザーの認知負荷や認識の効率性を向上するための有用なツールとなっています。

行動心理学

行動や選択の原因やパターンについて研究する心理学の分野です。

行動主義心理学は心の内的なプロセスや意識を研究対象とせず、行動そのものを重視する立場をとります。行動主義心理学の視点では、人間の行動は刺激と反応の結びつきとして捉えられます。

オペラント条件付け(Operant Conditioning)は、行動心理学の分野で重要な概念です。この理論は、行動とその結果との関係に着目し、行動が報酬や罰によってどのように変化するかを研究します。

オペラント条件付けの概念に関連して、正の強化、正の弱化、負の強化、負の弱化について簡単に触れておきます。これらは行動の結果に基づいて行動の増加または減少が生じるメカニズムを説明しています。

正の強化

望ましい行動が発生した場合に、報酬や好ましい刺激が与えられることで、その行動が増加する現象です。例えば、仕事で成果を上げた従業員にボーナスが与えられることで、成果を上げる行動が強化されます。

正の弱化

望ましくない行動が発生した場合に、罰や不快な刺激が与えられることで、その行動が減少する現象です。例えば、子供がいたずらをした場合に親から叱責を受けることで、いたずらをする行動が減少します。

負の強化

望ましい行動が発生した場合に、不快な刺激が取り除かれることで、その行動が増加する現象です。例えば、車のシートベルトを締めることでブザー音が止まる場合、シートベルトの締める行動が強化されます。

負の弱化

望ましくない行動が発生した場合に、報酬や好ましい刺激が取り上げられることで、その行動が減少する現象です。例えば、子供が他の子との共有をせずにおもちゃを取り合った場合に、おもちゃを取り上げられることで、取り合う行動が減少します。

行動主義心理学の代表的な立場では、心や意識は科学的な観察や測定が困難であるため、研究の対象外とされます。代わりに、行動主義者は外部の観察可能な行動に注目し、環境からの刺激とそれに対する反応の関係を解明しようとします。

この二元論的な前提は、19世紀末頃からのヨーロッパの科学的態度らしさがありますね。その後、刺激と反応という二元論で複雑な人間行動を説き明かそうとする事の限界が認識され、より包括的な理解を求める動きが出てきました。

特に、認知心理学の発展や神経科学の進展によって、心の内的なプロセスや意識の役割が再評価されています。しかし一方で、オペラント条件付けは、教育、行動療法、動物訓練などさまざまな応用分野で活用されてもいます。

デザインにおいては、ユーザーの行動や意思決定を促すための手法やインセンティブの考え方に関連します。

社会心理学

個人と社会の関係や影響力について研究する心理学の分野です。社会心理学は、人々の思考、感情、行動が社会的な環境や他の人々との関係によってどのように影響を受けるかを研究する心理学の分野です。社会心理学では、個人の内面的な要素と社会的な要素の相互作用に焦点を当てています。

一つの重要な概念として、認知的不協和があります。認知的不協和理論は、人々が持つ信念や態度と矛盾する情報に直面したときに生じる心理的な不快感を説明します。この不協和感を解消するために、人々は様々な認知的修正や行動の変化を行うことがあります。

また、社会心理学ではミルグラム実験もよく知られています。この実験では、被験者が権威的な人物の指示に従って他の参加者に電気ショックを与えることを求められます。この実験は、人々が権威や社会的圧力に従って倫理的な判断をしない場合があることを示唆しており、個人の行動が社会的な文脈によってどのように変化するかを明らかにしました。

さらに、社会心理学ではゲーム理論も重要なアプローチです。ゲーム理論は、人々が相互に影響し合うゲームや意思決定の場面をモデル化し、最適な戦略や結果を予測することを目指します。例えば、囚人のジレンマと呼ばれるゲームでは、個人の合理的な選択が社会全体の利益に反する結果をもたらすことがあります。

これらの実験や理論は社会心理学の一部であり、人々の行動や意思決定が社会的な要素によってどのように形成されるかを理解する上で重要な役割を果たしています。

デザインにおいては、ユーザーの社会的なニーズや関係性、他者との相互作用を理解し、態度変容を考慮する上で有用です。

人間性心理学

人間性心理学は、人間の欲求や成長の過程に焦点を当てた心理学の分野です。この分野では、アブラハム・マズローの欲求階層理論が非常によく知られています。

マズローの欲求階層理論は、人間の欲求を5つの階層に分類しました。下位に位置する生理的な欲求から、安全や所属、承認、そして上位に位置する自己実現欲求までが含まれています。この理論は、下位の欲求が満たされていない状態では上位の欲求は発現されにくいという考え方を示しています。

ただし、現代の解釈では、欲求階層は必ずしも段階的に進行するとは限らないという意見もあります。人間の欲求は個人や文化によって異なるため、ある階層の欲求が満たされていなくても、他の階層の欲求が優先される場合があります。例えば、一部の人々は自己実現欲求を追求する前に、所属や承認の欲求を強く感じるかもしれません。

このように、現代の解釈では欲求階層が固定的な段階を示すものではなく、人間の複雑な欲求のパターンを理解するための一つのモデルとして捉えられています。それによって、個人の欲求や動機を理解し、適切なアプローチやメッセージを提供することができるようになるのです。

マズローの欲求階層理論は、マーケティングや広告業界でも活用されています。企業は消費者の欲求を分析し、商品やサービスがどの階層の欲求を満たすのかを考慮してマーケティング戦略を展開します。

番外編①:群集心理学

大規模な集団や社会の心理的な特性や振る舞いを研究する心理学の分野です。

社会心理学の一部という事もできます。ギュスターヴ・ル・ボン(Gustave Le Bon)の代表的な著書「群衆心理」では、群集の心理や大衆心理について詳しく探求しています。彼の研究は社会心理学や群集心理学の基礎となりました。

彼の研究では群集が集まると個々の人々は集団の一部となり、自己意識や個別の判断が抑制されると主張されています。群集の中では感情や行動が拡散され、暴力的な振る舞いや英雄的な行為が生じることがあるとされています。このような群集心理の特性は、社会心理学の研究や実験においても考慮される重要な要素となっています。

また、ミルグラムの実験でも、群集心理の一面が示唆されています。ミルグラムの実験では、参加者が権威の指示に従って他の人に電気ショックを与えるという行動を取るよう求められました。この実験は、権威や社会的圧力が個人の行動に与える影響を明らかにするために行われました。実験結果から明らかになったのは、多くの参加者が権威の指示に従い、自己の倫理や良識に反する行動をとることができるということでした。

この実験結果は、群集心理の一側面を示しています。集団や社会的な状況が個人の行動に与える影響は、その行動を正当化するための理由や義務感、忠誠心などが関与している場合があります。ミルグラムの実験は、群集心理における服従や社会的規範の力を示す重要な実験の一つとされています。

危なっかしい話ではありますが、プロパガンダに代表されるよう、デザイン表現と結びついて用いられたりもします。炎上マーケティングと言われる手法(現象というべきでしょうか)は群集心理が発現したものと言えるでしょう。

番外編②:行動経済学

経済学とあるので番外編としていますが、マーケティングやデザインにとって極めて重要な研究領域です。行動経済学は、経済学と心理学を組み合わせた学際的な分野であり、人々の意思決定や行動に関する経済的な側面を研究します。従来の経済学では、合理的な経済主体としての人間を前提としていましたが、行動経済学では、人間の心理的な特性や行動のパターンが経済的な意思決定にどのように影響を与えるかを探求します。

行動経済学の研究では、認知的バイアスや情報の処理に関する心理的な要素、リスク回避や時間割引などの行動パターン、社会的規範や相互依存性などの社会的な要素が注目されます。また、行動経済学の研究に基づいて、政策やマーケティング戦略などの設計が行われることもあります。再起ではマイナポイントなどが該当するでしょう。

行動経済学は、経済学や心理学の両方の視点を組み合わせることで、より現実に即した意思決定や行動の理解を提供します。その研究成果は、経済学、金融、マーケティング、公共政策などの分野で広く応用され、個人や組織の行動に対する洞察をもたらしています。

CXデザインと心理学

カスタマーエクスペリエンス(Customer Experience:CX)は、顧客が特定のブランドや企業との接点を通じて経験する全体的な感情や評価の総体を指します。心理学は、人の心や行動を科学的に研究する学問ですが、CXにも関連したいくつかの要素について心理学の観点から考えることができます。

中でもユーザーエクスペリエンス(User Experience:UX)は、製品やサービスの使用中にユーザーが経験する感情や態度の総体を指します。心理学は、人の心や行動を科学的に研究する学問であり、ユーザーエクスペリエンスの理解や設計にも関連しています。以下に、CX、UXと心理学の関係についてまとめてみます。

CX、UXの理解

心理学は、顧客(ユーザー)の認知、情動、行動についての理解に役立ちます。ユーザーエクスペリエンスの研究では、認知心理学や感情心理学の概念を活用し、顧客(ユーザー)が製品やサービスをどのように認知し、興味を持ち、購入し、評価し、経験するかを探求します。

ユーザーのニーズと欲求

心理学は、ユーザーのニーズや欲求を理解する上で重要な役割を果たします。人間の心理的な欲求や動機付けを考慮することで、ユーザーが求める体験や満足度を高めるデザインや機能を提供することが可能になります。マズローの欲求階層理論などがユーザーエクスペリエンスの設計に活用されることがあります。

認知的負荷とユーザビリティ

心理学の認知負荷理論は、ユーザビリティの観点から重要です。ユーザーがインタラクションやタスクを遂行する際の認知的負荷を最小化することで、使いやすいインターフェースや効果的な情報提示を実現できます。認知心理学の原則や情報処理の理論は、ユーザビリティテストやUI/UXデザインの基礎として活用されます。

行動の促進とインセンティブ

行動心理学や行動経済学の原理を応用して、ユーザーの行動を促進する方法を探求することもあります。ユーザーエクスペリエンスの設計においては、ユーザーが望む行動や目標達成に向けたインセンティブやフィードバックの仕組みを組み込むことが重要です。

感情とエンゲージメント

ユーザーエクスペリエンスは感情的な要素も含みます。感情心理学の理論やメソッドを用いて、ユーザーの感情や情動の状態を評価し、ポジティブな体験やエンゲージメントを促進するデザインを追求します。

CX、UXと心理学の組み合わせにより、より人間中心のデザインや効果的なコミュニケーションが可能になります。心理学の理論や手法を活用しながら、ユーザーの心理的な側面や行動のパターンを深く理解し、魅力的なユーザーエクスペリエンスを提供することが求められています。

デザインと心理学

ここまでの話をまとめていきましょう。デザインと心理学は総合的かつ密接に関連しています。人々の感情や行動に影響を与えるデザインには、下記の様に心理学の知見が活用されているのです。

視覚と知覚

心理学は、人々が視覚情報をどのように受け取り、知覚するかを研究します。デザインにおいては、視覚的な要素(色、形、配置など)が人々の知覚や注意を引き、情報の処理や理解に影響を与えます。心理学の知見を活用して、効果的な視覚デザインを作り出すことができます。

情動と感情

デザインは人々の感情に大きな影響を与えることがあります。心理学は感情や情動の研究を通じて、デザインが引き起こす感情やユーザーの情動状態を理解し、それに応じたデザインの要素や手法を選択することができます。感情設計や情動デザインと呼ばれるアプローチが、人々の感情を活性化させるデザインを追求するために使用されます。

ユーザビリティと認知

ユーザビリティはデザインの重要な要素です。心理学の認知心理学は、人々の認知プロセスや情報処理のメカニズムを研究します。デザインにおいては、ユーザーが情報を処理し、タスクを遂行するための認知的な負荷を最小限に抑えることが重要です。心理学の知見を応用して、使いやすいインタフェースや効果的な情報設計を行うことができます。

行動の促進

デザインは人々の行動を促進する役割も果たします。心理学は行動変容や行動経済学の観点から、人々の行動を理解し、影響を与える手法を研究します。デザインにおいては、心理学のアプローチを活用して、ユーザーの行動を促進する要素や手法を取り入れることができます。

このように、デザインと心理学の統合は、人々にとっての魅力や利便性を提供するために重要な要素です。心理学の知見をデザインの過程に組み込むことで、より効果的なデザインの実現が可能となるのです。

Summary

デザインは人々との接点を通じて意図したメッセージや体験を伝える手段であり、心理学の知見を活用することで、ユーザーの心理的なニーズや動機、行動パターンをより深く理解し、デザインの効果を最大化することができます。
CXデザインやグラフィックデザイン、パッケージデザインなど、デザインの領域は幅広いですが、どの分野でも心理学のアプローチを取り入れることで、ユーザーにとって魅力的で快適な体験を提供することが可能となります。