直感的なUIデザインとは|デザイントレンドを超えて デザイン 2023.08.22 ユーザーセンタードデザイン UI/UX デザイナー 優れたUIは、ユーザーが直感的に操作できるように設計されています。ユーザーはUI要素や機能を理解し、意図した行動を取ることが容易であり、迷うことなく目的を達成することができます。 この直感性を実現するために、アフォーダンスやシグニファイアといった概念が重要な役割を果たしていることは、他の記事でもお伝えしてきました。 今回は、「直感的」なUIデザインの具体的な手法がどのように扱われ、どのように変遷してきたのかを見ていきましょう。 続きを見る Watanabe Akihito
WEBサイト制作における要件定義のポイントとつくり方 プランニング 2023.08.17 サイトリニューアル ユーザーセンタードデザイン UI/UX 戦略 WEB制作 ウェブサイト制作の要件定義は、プロジェクトの方向性を確立し、スムーズな進行と成功を保証するための基本的なステップです。以下に、ウェブサイト制作の要件定義の概要、目的、および注意事項をまとめてみましょう。 続きを見る Watanabe Akihito
エクスペリエンスについて〜体験価値とは何か 知識 2023.08.08 UI/UX CX 戦略 近年では日本でもエクスペリエンス重視のマーケティングやサービス提供が増えており、顧客の感情や満足度を重視するアプローチが浸透してきています。顧客の感情や体験にフォーカスし、より良いエクスペリエンスを提供することが重要視されているのです。 しかし、一般にはまだまだエクスペリエンスという概念も語も浸透していませんし、耳慣れないカタカナ語に「?」という反応になってしまうのではないでしょうか。ここでは、エクスペリエンスという概念について、またその有用性について、極力わかりやすい説明を試みます。 続きを見る Watanabe Akihito
UXの5階層(5段階)モデルと、感情設計に対応した3階層6段階 プランニング 2023.08.07 WEB制作 デザイン哲学 UI/UX ジェシー・ジェームズ・ギャレット(JesseJamesGarrett)氏の著書『TheElementsofUserExperience』によって提唱されたUXの5階層(5段階)モデルは、ウェブに限らず製品やサービスのプロジェクトにも広く応用される、貴重なワークフローでありガイドラインです。ウェブサイト設計やUXに携わる専門家なら、5階層(5段階)モデルを知らぬ者はいないでしょう。 私自身の体験を踏まえ、5階層(5段階)モデルの有用性についての再認識と、現代的なマーケティングの課題解決として当社が重視している新たな3階層6段階についてまとめてみたいと思います。 続きを見る Watanabe Akihito
ユーザビリティエンジニアリングは使いやすさを創造するプロセス 知識 2023.08.03 ユーザーセンタードデザイン UI/UX WEB制作 ユーザビリティエンジニアリングは、先に記事を書いたUIの原則と密接に関連しています。 ユーザビリティエンジニアリングは、製品やサービスの品質を向上させるために、欠かせない技術手法です。ユーザビリティが高い製品やサービスは、ユーザーの満足度が高く、結果的にビジネスの成功につながります。 これはWEBサイトの開発においても、極めて重要なプロセスです。にもかかわらず、調査やテストにコストがかかる事から、実際に取り組まれる場面は限られています。 まずは、ユーザビリティエンジニアリングの視点や重要性、ワークフローを知るところから、WEBサイト開発におけるユーザビリティエンジニアリングの取り組みを促進していきましょう、 続きを見る Watanabe Akihito
UIデザインを理解する〜ヤコブ・ニールセンの10原則〜 知識 2023.08.02 UI/UX WEB制作 サイトリニューアル ヤコブ・ニールセン(JakobNielsen)は、ユーザビリティとユーザーエクスペリエンス(UX)の分野で著名なデザインの専門家です。彼はWebデザインとユーザビリティに関する多くの研究を行い、多くの企業とウェブサイトにアドバイスを提供してきました。彼が提唱する「ユーザーインターフェイス設計のためのユーザビリティヒューリスティック10の原則」は、Webサイトやアプリケーションのデザインにおいて、ユーザビリティを向上させるための指針として広く認知されています。 続きを見る Watanabe Akihito
コンセプトメイクの技術|基礎知識と考案の要点 プランニング 2023.07.28 UI/UX 戦略 WEB制作 コンセプトとは、抽象的なアイデアや概念を指します。何かを具体化して実現する際の指針や枠組みとなるものであり、ブランディングやマーケティング、技術開発、デザイン、アートなどさまざまな分野で広く使われる言葉です。本稿では、コンセプトについての理解を深めるための一般的な知識と、コンセプトメイキングの手順について概要を解説します。 続きを見る Watanabe Akihito
CXデザインプロジェクトをスタートしよう プランニング 2023.07.27 ブランディング ユーザーセンタードデザイン UI/UX CX 戦略 マーケティング CX(カスタマーエクスペリエンス)デザインは、これからブランディングやマーケティングに取り組もうとする企業にとって、重要な視点と成果を提供します。 CXデザインプロジェクトは、顧客がブランドとの接触を通じて得る全体的な体験を改善し、顧客満足度を向上させることを目的としています。 CXデザインをプロジェクトとして取り組む際には、事前の準備が非常に重要です。中でもブランドの明確化とマーケティング分析は、CXデザインの成功に向けて不可欠な要素です。他の記事でも個別に取り上げていますが、おさらいとしてまとめます。 続きを見る Watanabe Akihito
UXデザインの潮流が、デザイナーに要求するもの 知識 2023.07.13 デザイン哲学 UI/UX デザイナー UXデザインに携わりながらも、自身をUXデザイナーであると位置づけているデザイナーはそれほど多くないように思います。デザインは多岐にわたる領域であり、それぞれのデザイナーは専門性や興味に基づいて異なる分野に携わっています。 しかし、最近ではユーザーエクスペリエンス(UX)の重要性が高まり、UXデザインの需要も増加しています。UXデザインはユーザーのニーズや要求を理解し、それに基づいて製品やサービスのエクスペリエンスをデザインすることを目指します。UXデザイナーという肩書きでなくても、デザイナーのスキルセット/マインドセットとして、ビジネス現場あるいは人材市場の要求が高まっています。 ここでは、WEBデザインからUXデザインへの要求変化に伴って変容するデザイナーの仕事や、今後のUXデザインとの関わりについて考察していきます。 続きを見る Watanabe Akihito
泡沫化するウォンツ|ニーズ・ウォンツの変化と対応を考える プランニング 2023.07.12 戦略 マーケティング パルス型消費行動 UI/UX CX 前回の記事との2回シリーズの2回目です。【前編】の「ニーズ、ウォンツ、デマンド|マーケティング用語の基礎をおさらい」では、ニーズ、ウォンツ、デマンドという用語と、態度変容の考え方やトリガーについて考察してきました。【後編】の本稿では、ニーズやウォンツが変化する様や、パルス消費など現代的な購買行動全体の変化について探求していきます。 続きを見る Watanabe Akihito
ニーズ、ウォンツ、デマンド|マーケティング用語の基礎をおさらい プランニング 2023.07.11 UI/UX CX 戦略 マーケティング 本稿はマーケティングで重要な役割を果たす態度変容について理解を深めることを目的としています。マーケティング活動において、顧客のニーズやウォンツの変化を把握し、デマンドに応えるためには、心理的な変化(ここでは態度変容と言います)のメカニズムを把握することが不可欠です。 まずはじめに、ニーズ、ウォンツ、デマンドという基本的な概念を分かりやすく解説し、さらに態度変容の段階やトリガーについても探求します。後編では、時代や技術の進化によるニーズとウォンツのトレンド、デマンドの変動、そしてAI時代の消費行動についても考察します。 これらを通じてマーケティングの視点から態度変容をより深く理解し、効果的な戦略の構築に役立ててください。 続きを見る Watanabe Akihito
デザインの意味伝達|記号学・記号論と認知科学的アプローチ 知識 2023.07.06 デザイン哲学 UI/UX デザインの意味伝達は、記号と認知の関係に重要な要素があります。デザインは、視覚的な要素を通じてメッセージや情報を伝えるためのプロセスです。この意味伝達のプロセスでは、記号と認知が密接に結び付いていて、記号と認知の相互作用によって成り立ちます。デザイナーは、適切な記号を選択し、それを認知の観点から理解されやすくするための戦略を考慮しています。また、文化的なバリエーションや異なる受け手の背景を考慮することも重要です。 ここでは、デザイナーがどのようにメッセージや情報の伝達を考え、構築していくのか、記号学と認知科学を主題として、主に記号学を中心とした解説を試みます。認知科学的な考え方については、こちらの記事をご参照ください。認知と行動|UI設計の基礎理論アフォーダンスとシグニファイア 続きを見る Watanabe Akihito